先日購入したロータス・ブリムストーンを植え込みます。一緒に鉢植えの仕方も説明します。

こんにちはす!

 

園芸店で働きながら園芸店を開くことを夢見るごとうです。

 

そうめんはやっぱり揖保乃糸が好きです。

 

今回は前回ご紹介したロータス・ブリムストーンをルーツポーチに植え込んでいきます。

その過程も写真を交えて説明していきます。

もし初めて鉢植えするという人がいれば参考にしてみてください。

 

今回植えるのがこのロータス・ブリムストーンです。

 

そして道具として用意したのが、

ルーツポーチと土入れ(スコップ)と底浅のバケツです。

それとこれに培養土を使用します。

今回培養土は近くのホームセンターで買ってきたものを使用してます。(写真撮り忘れました…)

 

底浅のバケツはこの後見ていけばわかるかと思いますが、植え替えの際にこのバケツの中で作業することで床や作業台を汚すことなく作業することができるので便利ですよ!

 

今回もまたルーツポーチに植え込みますが(家に前に使用した余ってたものがあったので…)、

普通の鉢に植え込む際は底に鉢底石をそこが見えなくなる程度敷いてください。

 

まず植え込むための事前準備として、植える苗のほうをポットから抜いていきます。

ポットの抜き方なんですが、

苗の根元のほうを持って、ポットをの底部をモミモミすると抜けます。

抜けました〜。

この根と土がひとまとまりになっている部分を園芸用語で根鉢と言います。

この根鉢を少し整えていきます。

根鉢の状態を確認する上で一番大事なので根鉢の底部分の根がどうなっているかです。

今回の苗の底部分です。

この底部分の根っこがぐるぐる巻いていないかが一番重要なポイントになります。

この苗はまだ大丈夫なほうですが、ひどいときはびっしり根が渦を巻いています。

それでも少し根が巻いているのでこちらをほぐしていきます。

 

渦巻いている中心に指を突っ込んで強引にほぐしていきます。

ほぐした状態がこんな感じ。

渦巻いていた根っこがだらーんと垂れます。

この根っこは切ってしまいましょう。

切りました〜。

根っこをほぐして切ってあげることで新しい健康的な根っこが出てくることを促します。

また底部の根っこも大事ですが、もう一つ整えておきます。

それは写真撮り忘れたのですが、指で摘んでいる地上部の根鉢の縁の部分。

これを園芸用語で肩と言いますが、

この部分も雑草の種や根が入っていたりするのである程度指で削り落としておきましょう。

 

さあいよいよ植え込みです。

ルーツポーチに1/3程度土を入れていきます。

もう一度言いますが普通の陶器鉢やプラスチック製の鉢に植え込む際は、鉢底石を底が見えなくなる程度敷いてくださいね。

 

こんな感じで土を入れれたら先ほどの苗を置いてみます。

うん!いい感じっす!

ここで重要なのはウォータースペースと呼ばれる余裕を持たせることです。

ウォータースペースを取りましょう

鉢の縁から1〜2cm程度低く植え込みます。

鉢の縁ギリギリまで土を入れてしまうと水やりする度に土が溢れていってしまうのと、水が溜まらずちゃんと水が鉢の中に入っていかなくなってしまいます。

 

苗の高さが決まれば土を追加で入れていきます。

が、その前に向きと傾きを調整します。

 

植物にも顔があって、鉢の正面に対してちゃんと顔が合うようにします。

これは鉢の正面に対して横顔を向いています。

ここが正面かな。

成長によって顔の位置も変わる可能性もあるので、あまり難しく考えないようにしましょう。

 

そうしたら土を追加していきます。

ここでは苗がちゃんと鉢の中心にいるか、傾いていないかをこまめに確認しながら土を四方八方に追加していきます。

このまま土を入れただけだと空気と一緒に土を入れていてフワッとしか入っていないので棒を差し込んで少し土を締めていきます。

こうすることで隙間にも土が入っていくので苗の位置も固定されていきます。

これを何回か繰り返しながら土を追加していき、苗と同じ高さまで土が入ったら完成です。

 

これにて植え込み完了です!

上から見てもちゃんと芯食ってますね。

きれいに中心に植えれました♪

 

さあ、植え込みが終わればしっかりとお水やりをして完成となります。

この時のお水をあげる目安の量は鉢の底から水が出てくるぐらいたっぷりとあげてください。

 

お水をあげたことによっても土が締まります。

その時のこのように根っこが見えてしまうようだと植物にダメージを与えてしまうことになるので、

その場合は土を追加しましょう。

 

あとは先ほど根っこを少し切ったので地中部分と地上部分のバランスを取るためにも枝葉を少しカットします。

パチパチパチ…

 

これにて本当に完成!

ラベルなどが苗に付いていた場合は鉢に差しておくと後で品種名とかを忘れた時に便利です。

ラベルの裏側には簡単な育て方が書いてあるものもありますので極力取っておくようにしたほうがいいです。

特に果樹なんかだと受粉樹が品種によって変わる可能性などもあるので自分がなんという品種を持っているかというのがのちのち重要になったりします。

 

いかがだったでしょうか。

ちなみにロータス・ブリムストーンは高さ1mぐらいになる低木です。

新芽がクリーム色っぽい黄色なので明るい雰囲気を醸し出してくれる優しい印象の木です。

またブッシュ状に育つのでボリューム感も出てくるのでなかなか使い勝手も良さげな植物です。

日当たりを好みます。

花壇のちょっとしたアクセントにいかがでしょうか。

 

それでは皆様も素晴らしいグリーンライフをお過ごしくださいませ!