こんにちはす!
園芸店で働きながら園芸店を開くことを夢見るごとうです。
今回は、ちゃんと管理しているのに新芽が出てこない。枝先が枯れてきたなどの様子がおかしいなと思った時に疑う虫です。
パッとみて虫がいる!とはならないので余計にわかりにくい。
つまり地中にいる虫です。
そう、それがコガネムシの幼虫です。

カブトムシの幼虫を小さくしたような姿で、
こいつが植物の根を食べながら成長するもんで、鉢植えの植物なんかはかなりダメージを受けてしまいます。
コガネムシの幼虫が入っているかもというサインは、
・新芽が伸びる時期に新芽が伸びてこない。
・ちゃんと水やりもしているのに枝先が枯れてきた。
などの症状がサインになります。
いつもとは様子が違うなと思ったら怪しんでください。
地中にいるのでパッとみてわからないのですが、
簡単な確認方法としては幹を持って揺すってみてグラグラしないか、上に引っ張ってみて抜けそうにならないかです。
もし、グラグラしたり抜けそうになった場合は、おそらくコガネムシの幼虫が入ってます。
入っている場合は1匹だけじゃなく数匹入っていることが大半なので、
鉢植えの場合は引っこ抜いちゃって土を丸ごと入れ替えて植え直すことをオススメします。
地植えの場合は抜くことが難しいと思うので、その場合は根の周りを掘ってダイアジノンなどのコガネムシの幼虫に有効な薬剤を混ぜてあげてください。
気づいた時には結構根を食べられていることが多いと思うので、地中と地上部のバランスを合わせるために枝をすこし剪定してあげてくださいね。
皆さんの植物の様子はいかがでしょうか。
植物もそうですが、虫も活発になってくる季節ですのでよりよく観察してあげてくださいね。
それでは素敵なグリーンライフを!