気になる木 西洋ニンジンボク・プルプレア

こんにちはす!

 

園芸店で働きながら園芸店を開くことを夢見るごとうです。

 

気になる木シリーズ第2段。

今回は『西洋ニンジンボク・プルプレア』です。

よくこの名前で流通していますが、正しくミツバハマゴウ・プルプレアです。

西洋ニンジンボクなんて言ってますが本家の西洋ニンジンボクとは雰囲気がかなり違います。

本家の西洋ニンジンボクは葉が明るい緑色で細めなのに対して、こちらのプルプレアは葉が大きく、表は緑色、裏が紫色をしています。

プルプレアの方が少しガッチリした印象です。

 

西洋ニンジンボクと同じクマツヅラ科ハマゴウ属の植物で半耐寒性落葉低木です。

最終樹高で2〜3mぐらいです。

西洋ニンジンボクに比べて成長はゆっくりです。

なーんて書いてますが、私が少し育てた印象はかなり違います。

これがお店で現在販売している西洋ニンジンボク・プルプレアです。

3寸ポットに入っていて背の高さは10cmぐらいです。

まさにこれぐらいの苗をルーツポーチに植えて1年経ったものがコレです。↓

ちょっとわかりづらいですが高さ幅ともに40cmは超えてます。

しかも成長期に2週間に1回ぐらい細かい剪定を繰り返してこれです。

僕としては非常に成長が早く感じました。

本家の西洋ニンジンボクに比べると遅いのかもしれません。

ただし切るたんびに出てくる新芽を見るとニョキニョキ出てきます。

剪定しながら成長する姿を見てるのはすごく面白い木です。

 

ちなみにあんまり切らないとこんな感じになります。

お店で西洋ニンジンボク・プルプレアの大きめを仕入れるとこんなのが入荷します。

剪定すれば細かい枝分かれをしてくれるのですが、剪定しないと伸びた枝がそのまま伸びていきます。

 

しかも落葉樹と書きましたが常緑で越冬している気がします。

このあたりは1年しか育ててないのですこーし不安ですが、私は常緑と考えています。

ここはまたはっきりとわかり次第更新したいと思います。

 

なかなか面白い木なんですが、注意することが1点あります!

それは寒さに弱いこと!

−3度で枯れたという報告もあるので本当に関東以西の霜も降りない暖かいところでないと地植えは難しそうです。

こちらは神奈川県茅ヶ崎市で見かけた地植えの西洋ニンジンボク・プルプレアです。

土地柄、海に近いこともありこの辺りなら地植えでも越冬してくれるみたいです。

これだけボリュームよく大きくなってくれると見応えありますねー!

 

花も咲きますが、そこまで目立つ花ではないためカラーリーフとして楽しんでいただくのが一番良いのではないかと思います。

鉢植えで移動しながら試し切りを兼ねて育ててみてはいかがでしょうか。

けっこう適当にチョキチョキやってるだけでボリューミーに育ってくれますよ。

 

それでは素晴らしいグリーンライフを!